
私はいつも「自分はちょっとしたことでネガティブ思考が爆発してしまう動物」だと思って生きています。
その証拠に、1年ぐらい前までは
が口癖で、週に1回は寝不足や偏頭痛で会社を休んでしまうような生活をしていました。
そんな私が今年の1月から半年間毎日9~20時まで意外と楽しく働く派遣社員になることができました。
もちろん、あれほど働きたくなかった私がこうなれたのにはちゃんとワケがあります。
この記事では私がその境地に至るために、どのように考え方を変えたのかをお話しします。
っと思っている人にぜひ読んでいただきたいです。
こうして私は鬱になった
社会人1年目、私は鬱になりました。
よくある話かもしれませんが前置きとして、私がどのような流れで鬱になったのか、その過程をご覧ください
①毎日「会社に行きたくない」と思いながら起きる日々
朝、6時のアラームで目を冷まし、当然のように最初に思うことは
もちろんお腹すいた!でも宝塚観たい!でもなく、
でした。
眠い
ツムツムしてたい
毎日録り溜めてたドラマもみないといけないし友達とも遊ばないといけな(ry
考えることはこんな感じでしたし、当時の私は毎日なぜ1日の1/3の時間を労働時間に使わないといけないのかが本当にわかっていませんでした。
②『今日も今日とて他人と密着!体を一つに出勤だ!』をモットーにした満員電車での通勤
電車という箱はとっても便利です。
あの乗り物がないと私たちは生きていけません。
遠くに住んでいる人に会いにいったり、大好きな宝塚をみにいったりすることもできません。
それぐらい電車という人類の発明品には感謝の気持ちでいっぱいなのです。
が、
問答無用で満員電車は悪。
毎朝、大手町方面の千代田線で押し潰されているのは、身体ではなく心のほうです。
全く知らん人間と互いの脂肪の乗り具合が分かるほど体を密着させ、体温を感じ、体臭を嗅ぎながら過ごすあの地獄のような時間が私の自己肯定感を劇的に下げやがりました。
社会人になって3日目でもう会社行きたくないって思いました。
③毎月引かれる家賃、光熱費、その他のお金。
社会人1年目の私が働いていた理由は、毎月かかる生活費を稼ぐため。
東京に住んでいれば、息をしているだけでお金がズルズル奪われていきます。
生きているだけでお金がかかります。だからそのお金を稼ぐために働いていたのです。
一見当たり前に見えますが、そんな生活は人間らしくないと思うのです。
ぶっちゃけ「生きるためだけに働く」なら「死んだほうがまし」だと思ってしまうほど、私の思考は鬱の人のそのものになっていきました。
④日々失われていく時間と若さ
生きるためだけに働いて、毎日毎日同じように時間が過ぎていって気づいたら40年経っている…?
私の人生は本当にそれでいいの?
自分はどうしたいのかもっとよく考えないと!!
毎日寝る前にそんなことを考えながら夜更かしをし、転職サイトをみて寝不足になり、また「仕事に行きたくない」と思いながら会社に行く日々。
時間は失われていく一方で、もう自分は若くないし(23,24歳なのに)とか思ったりしてしまっていたあの頃。
もうだめだ。この先の人生、どうしたらいいかわからない。
⑤そして私は鬱になった
そして新卒1年目の6月ごろ、私は見事鬱になりました。
鬱になったといっても、心療内科に3~4回ほど通っただけで、本格的なカウンセリング等を受けたわけではありません。
それでも、生きるのがしんどすぎて会社どころではなかったことは覚えています。
2週間ほど会社を欠勤し、そのままやめてしまおうかとも思いました(結局復帰してそれから8ヶ月ぐらい働き続けました)
そのあと1社目をやめて仕事を変えても、上のような理由で働いているとやはり考えてしまうのは同じことばかり。
このように出来上がった「会社行きたくない」人間のワタシ。
この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら同じような経験をしたことがあるのかもしれませんね!
だがしかし、このままじゃダメだという気持ちもあった
鬱になってもなお、心のどこかにいる『もう1人のワタシ』がいつもガヤガヤうるさいんです。
うちなる自分に毎日のように励まされ(?)勇気を振り絞ってもう一度人生を見直すことを決断した私。
そんなメンタルだった人間が、なぜ今ある程度楽しく社畜生活を送れているのか…
ここからは、私がどんな風に考え方や行動をかえたのかについてお話します。
前向きに働くために、私がやってきたことリスト10選
1.人生でやりたいこと、なりたい自分を想像する
働くために一番大事なのは、具体的な目標を持っていることだと思います。
私の場合「ただ生きるため」に働いていたらいつのまにか鬱になっていました。
そこで、人生でやりたいことを直感的にリストアップしてみました。
- 英語を話せるようになる(まずはTOEIC900点を目指す)
- 発信する(ブログでもSNSでもなんでもいい)
- 会社員以外でも収入が持てるようになりたい(今の時代だったらプログラミングは必須?)
- 宝塚歌劇団の舞台を見まくりたい
- パートナーと一緒に暮らしつつ、大好きな人たちに囲まれながらワイワイ暮らしたい
などなど
なんや、自分にもこんなにやりたいことがあるんやん!!と絶対に思えます。
なぜ働くか?を考える前に自分が何をしたいのかを考えるのはめっちゃおすすめです!
2.なりたい自分に近づくために、その第一歩を踏み出してみる
やりたいことがいくつか挙がったら、そのために何をすればいいかをより具体的に考えてみます。
私の場合「英語を習得したい」という目標が第一にあったので、語学留学について色々と調べてみました。
具体的に行きたい語学学校も見つかり、英語を習得できたらまだ行ったことのない国に行くハードルもぐんと下がるよなという未来も想像ができました。
それだけで少し未来が明るくなるし、自分にも豊かで楽しい人生を送ることができるかも…と思えてきます。
3.何月までに何円貯める?貯金は金額と期限と目的を具体化する
「とりあえず貯金する」という目標を持っている人は私の周りにも多くいました。
でもその貯金の具体的な期限や目的がないと、なんのために頑張って働いているのかわからんくなりません?
私はそれのさらにひどい版で「なんのために生きてるのかわからん」状態になりました。
でも「フィリピンへ留学に行くために資金を貯める」という目標を持ったことによって、現時点での働く意味や生きている意味が明確になりました。
せっかく時間と労力を費やして貯金をするなら、モチベーションを爆上げさせるためにも金額・期限・目的をめちゃくちゃ具体的に決めてみましょう!
4.ちゃんと断れる人間になる
ここからは社会人としての過ごし方についてです。
いきなりですが、私はお酒が飲めません。
内向的な性格ですし、人がたくさんいる飲み会に行くメリットを一切感じることができません。
それに加え、自分が人よりも多く寝ないとダメな人間(いわゆるロングスリーパー的なやつ)だということも知っています。
Q.そんな私が平日に大勢の飲み会に行くとどうなる?
A.はい、次の日絶望的に生きてる意味がわからなくなりますね!!!!
嫌な予定はとにかくいれないようにする!
特に自分の時間が必要な人は徹底してこれを行ったほうが楽になれると思います。
5.思い切って一人暮らしを辞める
社会人生活を2年近く送った私でしたが、ついに貯金が尽きて一人暮らしをやめました!
でもこれが大大大正解でした。
家に帰っても明かりがついていなくて1人で夜な夜な枕を濡らすのと、家に帰れば必ず人がいて、会社であった話を毎日のように聞いてもらえるのと、どっちが健全な生活かおわかりいただけますでしょうか…
私の地元は関西ですが、今はもう東京より大阪が好きすぎて困ってます!
大阪最高っす。
金銭的にも月10万は余裕が生まれますし、精神的にもめちゃくちゃ安定します。
一人暮らしの社会人が鬱になりそうな時は、思い切って一人暮らしをやめてしまうというのも1つの選択肢だと思います。
6.家族や大事な人との時間を大切にする
毎日10時間ぐらい働いていると、人生で使える時間は限られているということを強く認識させられます。
だからこそ、好きな人や大切な人との時間を意識的に大事にするようにしたいと私は思います。
人間はいつ死ぬかわからないし、それを分かった上で誰かを失ってから後悔するなんてのは大バカ者がやることです。
私は大バカ者にはなりたくないんだ!!バカだけど!
あなたが大切な人と過ごせる時間ももちろん限られています。
友達、恋人、家族、誰でもいいです
どうでもいい飲み会に参加する暇があるなら、そんなものに時間を使わないで自分が一緒にいたい人といればいいやん!と私は思います!!
7.リフレッシュするために定期的な楽しみを作る
私にとっての楽しみは、宝塚をみること。
楽しみ?癒し?生きる活力?
言葉では言い表せませんが、とにかく人生を充実させるためには宝塚がないといけないのです!
まあこれは私の話であって、誰にでもきっと「これだけはどんなことがあっても参加する」的ポジションのものがあるはず。
人に言わなくてももちろんいいです。
そんなノリでいいので、必ず自分にとっての楽しみ・ご褒美を作りましょう。
じゃないと心が枯れてしまいます。
8.人と比べるのを意識的にやめる
社会人になって忙殺されていく自分と比べて、あいつはなんでいつもキラキラしてるんだ?
なんであんなに仕事楽しー!!人生ハッピー!!自分大好きー!みたいなことを態度でいつもSNS更新してるんだ?
はいっ、そんな感情は今すぐに捨て去りましょう!!!!!
捨て去るのは無理?だったらその人のSNSを全てブロックしちゃいましょう!!!
人と比べて生きるモチベが上がるなら比べまくったらいいと思いますが、自分のできなさや至らなさしか目に入らないようになるぐらいならその人の存在はあなたの頭から抹消してしまいましょう。
人は他人と自分を比べて自分を評価する生き物なので、意識して比べないようにするしかありません。
こればっかりはどうしようもないんだな〜。でも意識するだけでだいぶ変わるよ。
自分は自分です。他人は他人です。自分に都合よく線引きをして、都合よく生きれる力を身につけましょう!
9.自分のことを好きになる努力をする
人と比べて落ち込んでいた時間を自分磨きに回します。
英語を勉強するもよし、プログラミングを勉強するもよし、ダイエットするもよし、本を読むもよし。
自分は何が得意で何が苦手な人間なのかを分析するのはおすすめです。
それがわかったら入ってくる情報の質も変わるし、自分をこれまでより客観的に見れるようになるのでネガティブになる時間が激減します。
そんな暇があったら、自分磨きをするんだよ私!
自分のために時間とお金を費やして、スキルアップするんだよ私!!!
あなた自身があなたのことを好きになり、応援してしてあげなかったら、一体誰がやってくれるんですか。
自分を愛しましょう。
Love yourself!
10.まだ自分は若いんだということを自覚する
最後に、この記事は私と同年代の人たちに向けて書いています。
もう自分はアラサーだからだめだ…ということはありません。
自分の限界を決めるのは、本当に自分しかいません。
ここで私が愛する親友からの言葉を引用します。
『いくつになっても遅すぎるということはない。 若い生き方するかしないかだ。』by私の親友
まとめ
「毎日働くのはしんどいことだ」その事実は変えられません。
でも考え方を変えるだけで私は「働くこと」に対するイメージと向き合い方を変えることができました。
この中からどれか1つだけ実践するところから始めれば、きっと人生も仕事も楽しくなりますよ。たぶん!!
私は7月からの留学に向け、とりあえずあと2日間会社勤め頑張ってきます。
以上!