
東小雪さんと増原裕子さんが離婚されたことを発表されましたね。
正直、かなり驚きました。
驚き半分、ショック半分といったところです。
お二人が離婚されたことに対し、個人的に感じたことを書いてみようと思います。
目次
東小雪さんと増原裕子さんについて
お二人について、LGBTに関心のある方ならご存知かもしれません。
東小雪さんと増原裕子さんは、2013年3月、東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げ国内外で話題になりました。
また、渋谷区のパートナーシップ証明書交付第1号がお二人でした。
(すでに証明書を返還済みらしい…切ない…)
その後もメディアや講演会などで、LGBT活動家として常に第一線でご活躍されていたお二人。
私も直接お会いしたことがありますが、もう本当に素敵なカップルで。
このニュースの前日にも、彼女との電話でこの二人についての話題が出るぐらいファンでした。
だからこそ今回のニュースは、私にとってとても衝撃的なものだったのです…。
同性カップルで活動することの難しさ
仕事上のパートナーと私生活でのパートナーの両立について
仕事をする上でのパートナーと、私生活でのパートナーの両立とはどういうものなのでしょうか。
そういえば、少し前に流行ったにゃんこスターなんかはそんな感じですよねw
youtuberで、カップルとして活動している方も見たことがあります。
パートナーとしてこの2つの役割を果たすのはとっても難しいことだと思います。
私生活と仕事で、パートナーに対して求めるものが違ってくるのは当然のことですし…
うまくいけば最高の形なのかもしれませんが、失敗した時のリスクはとても大きいのが現実。
今回の件に関していえば、少なくともいい意味で社会に影響を与えたとはいえないと感じてしまいました。
同性カップルと異性カップルに対する印象の違い
というのも、お笑い芸人やyoutuberなら破局したとしても過去の思い出として割り切ることができるかもしれません。
でも今回の場合は違います。
LGBTやセクシャリティという言葉はとても繊細なものです。
それらは、まだまだ社会に対して正しい認識を持ってもらう過程にあるものです。
そして東さんと増原さんはその過程を象徴するお二人でした。
二人が女性同士のカップルであること自体が大きな意味を持っていました。
別れたことを批判をするとかしないとか、そういう話ではありません。
世間からはきっとそういう目で見られていたでしょうし、だからこそ今回の破局に関して、お二人は非常に責任を感じていらっしゃるんだろうなあ…
そういう印象を受けざるを得なかったということです。
当たり前だけど、勘違いしてほしくないこと
お二人が世間に与えた印象は、決していいものではなかったかもしれません。
しかし、この結末に対して「所詮は同性カップルなんてそんなもんだろ」と批判するのは違うと思うんですよね。
同性パートナーも異性パートナーも、同じカップルです。
別れる別れないは人それぞれの理由がありますし、それはただの恋愛の話です。
なのに、2人が別れたのはLGBTだから、子供ができないからだとかいうふうに話がすり替えられがちです。
間違いなくセクシャリティは多様だし、人それぞれの性のあり方があるんです!!
もうこれは間違いないんです、残念ながら!!
(残念ながら…?w)
とりあえず、それとこれとはまた別の話ってこと。
1人でも多くの人が、ここの本質から目をそむけず受け止めてくれることを祈るばかりです…!
まとめ
LGBTの問題って本当に難しいなと改めて感じさせられた一件でした。
2017年ももう残すところあとわずか。
日頃から言動や行動には気をつけ、何事も本質を見失わないようにしなければですね…!
以上!!