
津田塾大学の学芸学部には英文学科・国際関係学科・数学科・情報科という4つの学科があります。
今回はその中でも、名前をみただけでは違いがわかりにくい英文学科と国際関係学科の違いや特徴についてまとめてみました!
英語や海外に興味のある人はぜひ参考にしてみてください!
目次
津田塾大学 英文学科について
英文学科で学べること
英文学科は、英文学という枠を超え、言語や文化をトータルな視点でとらえ、英語を通じて異文化を探究します。英語の現在と将来を見すえたカリキュラムは、高度な英語力を養いながら、英語圏の文学・思想・歴史・社会などを広く考察します。 津田塾大学公式HPより引用
津田塾の英文学科はとにかく英文を読みまくります。
英語で行われる授業も多く、国際関係学科と比較すると英語に触れる時間が圧倒的に多くなっています。
英文学科のコース一覧
英文学科には以下の6つのコースがあり、大学3年生からみんなそれぞれ好きなコースに進むことができます。
- イギリス文化コース
- アメリカ文化コース
- 英米文学コース
- 英語学コース
- コミュニケーションコース
- 翻訳コース・通訳コース
英文学科の特徴
英語を読む、書く、聞く、話す。
英文学科の特徴は、五感すべてを使って英語を学び、学んだ英語を用いてさらに自分が興味のある分野を学ぶことができるということ。
英文学科において、英語はスキルでしかありません。
本気でやれば留学なしで英語が話せるようになる環境が用意されていますが、本気でやらないと挫折してしまう可能性も高いです。
英語を知っている状態から、英語を使える状態へ…
そして英語を使って学びを深める場所、それが津田塾大学英文学科です。
英文学科に向いている人
津田塾大学英文学科に向いているのは以下のような人だと思います!
- 使える英語を身につけたい
- 英語への理解を深めたい
- 留学に行かずに英語が話せるようになりたい
- とにかく年中英語に触れていたい
- 英語に関してなら、ストイックに勉強することができる
- 留学前に高い英語力を身につけたい
津田塾大学 国際関係学科について
国際関係学科で学べること
国際関係学科では、世界の各地域および国際社会における様々な問題と広範囲な専門分野について学ぶため、1・2年次では語学力と専門分野の基礎知識を身につけます。3年次より、国際政治・国際法、国際経済、比較社会、比較文化の4つのコースに分かれて、各コースで学ぶ考察・手法と特定の地域に関する研究をクロスさせ、立体的に学びを深めていきます。
津田塾大学公式HPより引用
国際関係学科では、学んだ英語を活かしつつ、世界情勢や社会情勢に関する専門分野を学ぶことができます。
国際関係学科のコース一覧
国際関係学科のコースは以下の4つ!
- 国際政治・国際法コース
- 国際経済コース
- 比較社会コース
- 比較文化コース
国際関係学科の特徴
津田塾大学の国際関係学科では、日本や世界における社会問題について学ぶことができます。
1、2年生で様々な社会問題や世界情勢について知識をつけ、3、4年で専門分野の研究にうつります。
世界中で起こっている問題は全てつながっているので、多元的に影響し合う様々な問題に対し、 自分は何ができるのかを深く追求できる学科だと思います。
そのような漠然とした問いと向き合いつつやりたいことを探し、理解を深めることができるので、英文学科とは違うおもしろさがありますね!
国際関係学科に向いている人
津田塾大学国際関係学科に向いている人は、こんな人だと思います!
- 日本だけでなく、世界中の社会問題に大して興味がある
- フィールドワークを通じてやりたいことを見つけたい
- 世界経済や世界情勢に対して興味がある
- 英語を使って何か問題を解決したい
- 日本と世界の関わりについて知りたい
- 将来NGOで働くことに興味がある
英文学科と国際関係学科の大きな違い
両学科の特徴を一言でまとめると、
英文学科は英語で書かれた文学や論文を英語で読み、英語でディスカッションし、とにかく英語に触れ続けられる場所。
国際関係学科はどちらかというと社会問題や世界情勢に対するアプローチを学べる場所。
また、その他に大きく違う点としてはこんなものがあったりします!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
英文学科と国際関係学科は似ているようで全然違うんですね。
大学選びに夢中になりがちですが、学部学科選びも密かに大切だと私は思っています。
あとから後悔しないよう、自分が興味のある分野をしっかりと見極めることから始めることをおすすめします!